ひとりで抱えなくて大丈夫です。どこに相談すればいいか分からないとき相談を送る氏名は要りません

児童養護施設は何歳まで? 18歳を過ぎたあとの選択肢

施設のこと2026-08-12 公開

「18歳になったら出ないといけない」と聞いて、不安になっている人は多いと思います。結論から言うと、18歳で必ず出なければいけないわけではありません

原則は18歳まで。ただし延長できます

児童養護施設は、保護者のいないこどもや、家庭で暮らすことが難しいこどもが生活する場所です。対象は原則としておおむね2歳から18歳未満とされています。

ただし、高校在学中や、就職・進学の準備が整っていない場合には、入所の延長ができます。近年の法改正で、年齢による一律の線引きは弾力化される方向にあります。「18歳の誕生日で追い出される」という運用ではありません。

不安なときは、まず施設の職員か、措置を決めた児童相談所に、いつまでいられるのかを確認してください。確認しづらいときは、こちらから一緒に聞くこともできます。

18歳を過ぎてから使える住まい

18歳以降も、暮らす場所の選択肢はあります。

  • 自立援助ホーム … 働きながら、あるいは学びながら生活する住まいです。15歳から20歳未満が対象で、在学中などの事情があればさらに延長できます。自立援助ホームとはでくわしく説明しています。
  • 措置延長 … いまいる児童養護施設に、そのまま在籍を続けるかたちです。
  • 社会的養護自立支援 … 施設を出たあとも、相談や生活費の支援を受けられるしくみがあります。

進学にかかるお金のこと

児童養護施設出身者の大学等進学率は24.2%、専修学校等を含めると41.4%です(こども家庭庁「社会的養護の現状と施策」)。全高卒者はそれぞれ57.9%、77.3%なので、差があるのは事実です。

ただしこの差の大きな部分は、学力ではなくお金と住まいの問題です。返済のいらない給付型奨学金、授業料の減免、家賃の支援など、使える制度があります。施設を出たあとのお金にまとめました。

何歳であっても、調べるのは早いほうがいい

18歳が近づいてから動き出すと、選択肢が狭まります。まだ先の話でも、いま使える制度を知っておくだけで、選び方が変わります。

ひとりで抱えているなら

ここまで読んで、「自分のことかもしれない」と思ったなら、今夜、家に帰りたくないと思っているあなたへも読んでみてください。制度の話ではなく、相談する前の気持ちについて書いています。

いま困っていることは、そのままお問い合わせフォームから送ってもらえます。氏名は要りません。一行でも届きます。読んだうえで、あなたの年齢とお住まいの地域で使える制度を調べてお返事し、必要なら窓口まで一緒に行きます。

調べても、自分の場合にどれが当てはまるのかは分かりにくいと思います。 年齢とお住まいの地域を書いて送っていただければ、あなたの場合を調べてお返事します。

相談を送る(氏名不要)

氏名の欄はありません。一行でも届きます。

執筆:つぎの一歩 編集部
最終更新:2026-08-12 09:33:46。制度は改正されることがあります。手続きの際は、必ず最新の一次情報をご確認ください。

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