進学を諦める理由の多くは、学力ではなくお金と住まいです。使える制度は、思っているより多くあります。
数字で見ると
児童養護施設出身者の大学等進学率は24.2%、専修学校等を含めると41.4%です。全高卒者はそれぞれ57.9%、77.3%(いずれもこども家庭庁「社会的養護の現状と施策」令和6年5月時点)。
差はありますが、これは「行けない」ということではありません。制度を知っているかどうかで結果が変わる部分が、かなりあります。
返済のいらない奨学金
高等教育の修学支援新制度は、授業料等の減免と、返済のいらない給付型奨学金を組み合わせたしくみです。世帯の収入で判定されますが、社会的養護のもとで育った人は判定上有利になる場合があります。
このほか、自治体や民間の団体が独自に用意している給付型の奨学金もあります。併用できるものもあります。
住まいと生活費
進学や就職で施設を出るとき、家賃や生活費の支援を受けられる制度があります。名称や運用は自治体で異なるので、お住まいの地域で何が使えるかを個別に調べる必要があります。
手続きは早いほうがいい
多くの制度は申請の締切が入学前にあります。高校2年生のうちに調べ始めるのが理想です。
「何から調べればいいか分からない」という段階で相談してもらってかまいません。年齢と地域、進みたい方向を書いて送っていただければ、使えるものを調べてお返事します。
ひとりで抱えているなら
ここまで読んで、「自分のことかもしれない」と思ったなら、今夜、家に帰りたくないと思っているあなたへも読んでみてください。制度の話ではなく、相談する前の気持ちについて書いています。
いま困っていることは、そのままお問い合わせフォームから送ってもらえます。氏名は要りません。一行でも届きます。読んだうえで、あなたの年齢とお住まいの地域で使える制度を調べてお返事し、必要なら窓口まで一緒に行きます。
調べても、自分の場合にどれが当てはまるのかは分かりにくいと思います。 年齢とお住まいの地域を書いて送っていただければ、あなたの場合を調べてお返事します。
相談を送る(氏名不要)氏名の欄はありません。一行でも届きます。
最終更新:2026-08-12 09:33:46。制度は改正されることがあります。手続きの際は、必ず最新の一次情報をご確認ください。