親を亡くしたあと、こどもと残された家族には、いくつもの手続きが同時に来ます。悲しむ余裕のないまま期限が過ぎることがあるので、要点だけ整理します。
お金の制度
- 遺族基礎年金 … 18歳到達年度末までのこどもがいる場合に支給されます。こどもの人数で加算があります
- 遺族厚生年金 … 亡くなった方が厚生年金に加入していた場合
- 児童扶養手当 … 死別によるひとり親世帯も対象になります(くわしくはこちら)
- 遺児のための奨学金 … 民間団体が独自に給付型の奨学金を用意しています
年金の請求には期限と必要書類があります。年金事務所か市区町村の窓口で確認してください。
誰が育てるか
両親ともに亡くなった場合や、残った親が育てられない場合、次のような選択肢があります。
- 親族が育てる(祖父母が孫を育てるとき。親族里親という制度)
- 里親家庭で育つ
- 児童養護施設で暮らす
児童相談所が関わって決めることになります。「親族がいるから施設は関係ない」と決めつけず、親族の負担も含めて相談してください。 高齢の祖父母が一人で抱えて共倒れになるケースがあります。
学校のこと
学費、就学援助、進路。担任やスクールソーシャルワーカーに状況を伝えておくと、配慮が入ります。
こども自身の気持ち
すぐに悲しめないこともあります。実感が来るのが半年後、一年後ということもあります。それは異常なことではありません。
グリーフケアを行っている団体や、同じ経験をしたこどもが集まる場もあります。
手続きが多すぎるとき
何から手をつければよいか分からないという相談で構いません。状況とお住まいの地域を書いて送っていただければ、期限のあるものから順に整理してお返事します。
ひとりで抱えているなら
「自分のことかもしれない」と思ったなら、誰にも言えないまま、ここまで来てしまったあなたへも読んでみてください。制度ではなく、相談する前の気持ちについて書いています。
いま困っていることは、そのままお問い合わせフォームから送ってもらえます。氏名は要りません。一行でも届きます。読んだうえで、あなたの年齢とお住まいの地域で使える制度を調べてお返事し、必要なら窓口まで一緒に行きます。
調べても、自分の場合にどれが当てはまるのかは分かりにくいと思います。 年齢とお住まいの地域を書いて送っていただければ、あなたの場合を調べてお返事します。
相談を送る(氏名不要)氏名の欄はありません。一行でも届きます。
最終更新:2026-08-12 11:54:13。制度は改正されることがあります。手続きの際は、必ず最新の一次情報をご確認ください。
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