隣の家から怒鳴り声が聞こえる。同じクラスのこどもの様子が気になる。そう感じながら、動けずにいる人は多くいます。
迷う理由は、だいたい3つです
「間違いだったら失礼だ」 間違いであっても、あなたが責任を問われることはありません。確証は必要ないと法律で定められています。むしろ、確信が持てるまで待っていると手遅れになります。
「関係が悪くなる」 あなたが伝えたことが相手に知らされる仕組みにはなっていません。匿名での連絡も受け付けられています。
「大げさにしてしまう」 連絡があったからといって、すぐに強い措置がとられるわけではありません。まず状況を確認する、というところから始まります。多くは家庭で暮らしながらの支援になります。
何を見て判断すればいいのか
判断しなくて大丈夫です。「気になった」で十分です。参考までに、よく挙げられるのは次のようなものです。
- 不自然なけがが繰り返しある
- 季節に合わない服装、極端に不潔な状態が続く
- 食べ物への異常な執着がある
- 夜遅くまで、あるいは長時間、外にいる
- 大人の顔色を過剰にうかがう
- 家から怒鳴り声や泣き声が続く
虐待の4つの種類もあわせてお読みください。
どこに伝えるのか
市区町村のこども家庭相談の窓口、児童相談所、学校であればスクールソーシャルワーカーが受け付けます。
どこに何をどう伝えればよいか分からないときは、気づいたことをお問い合わせフォームから送ってください。整理して、適切な窓口をお伝えします。必要なら、伝え方の下書きもご一緒します。
見守るだけでもいい場合
すぐに通告するほどではないと感じるなら、まず声をかけ続ける、というのも意味のある関わりです。こどもにとって、気にかけてくれる大人が一人でもいることは、それ自体が支えになります。
ただ、あなた一人で抱え込む必要はありません。迷っている段階で相談してかまいません。
調べても、自分の場合にどれが当てはまるのかは分かりにくいと思います。 年齢とお住まいの地域を書いて送っていただければ、あなたの場合を調べてお返事します。
相談を送る(氏名不要)氏名の欄はありません。一行でも届きます。
最終更新:2026-08-12 09:44:15。制度は改正されることがあります。手続きの際は、必ず最新の一次情報をご確認ください。
あわせて読まれています
一時保護とは。どこで、どのくらい、学校はどうなるのか
一時保護と聞くと不安になる人が多いと思います。どこで過ごすのか、期間はどのくらいか、学校や持ち物はどうなるのかを説明します。
児童相談所に相談すると、何が起きるのか
相談したあと、どんな順番で何が進むのか。知らないから怖い、という人のために、実際の流れを最初から最後まで説明します。
中学生が「家に帰りたくない」と思ったとき
中学生でも相談できます。友達の家を転々とする前に知っておきたい、使えるしくみと相談の始め方を説明します。
数日だけ預ける。ショートステイという選択肢
限界まで抱えてから相談する必要はありません。数日だけこどもを預かる制度があります。使い方と申し込み先を説明します。