ひとりで抱えなくて大丈夫です。どこに相談すればいいか分からないとき相談を送る氏名は要りません

児童養護施設での暮らし。1日の流れと、よくある誤解

施設のこと2026-08-12 公開

「施設」という言葉から想像されるものと、実際の暮らしにはかなり距離があります。入るかどうかを考えている人にとって、この距離が不安のもとになります。

1日の流れ

朝起きて、朝食をとって、学校へ行きます。放課後は宿題をしたり、友達と遊んだり、部活に出たりします。夕食があって、お風呂に入って、寝ます。

大きな枠は、家庭で暮らすのとそれほど変わりません。違うのは、一緒に暮らす人数と、生活を支える職員がいることです。

学校はどうなるのか

地域の学校に通います。施設の中に学校があるわけではありません。

いまの学校を続けられるかどうかは、施設の場所によります。転校が必要になる場合もあるので、「いまの学校を続けたい」という希望は最初に伝えてください。それを前提に行き先を探すことができます。

大部屋で暮らすのか

かつては大人数が同じ部屋で暮らす形が主流でしたが、いまは小さな単位に分ける方向に変わっています。ユニット制、小規模グループケア、地域の一軒家で数人が暮らすグループホームなど、形はさまざまです。

全国607か所の児童養護施設で22,162人が暮らしています(令和6年3月末時点)。1施設あたりの平均は40人弱ですが、その中がいくつかの家に分かれているイメージです。

お小遣いと持ち物

年齢に応じたお小遣いがあります。私物も持てます。スマートフォンの扱いは施設によってルールが違うので、気になる場合は見学のときに聞いてください。

家族との関係

面会や外泊ができる場合があります。家庭に戻ることを目指した関わりが続くケースも多くあります。「入ったら家族と切れる」ということではありません。

一方で、会いたくない場合にその意思が尊重される仕組みもあります。

見学できます

入る前に見学できることがほとんどです。想像で不安を膨らませるより、一度見たほうが早いこともあります。

ひとりで抱えているなら

「自分のことかもしれない」と思ったなら、今夜、家に帰りたくないと思っているあなたへも読んでみてください。制度ではなく、相談する前の気持ちについて書いています。

いま困っていることは、そのままお問い合わせフォームから送ってもらえます。氏名は要りません。一行でも届きます。読んだうえで、あなたの年齢とお住まいの地域で使える制度を調べてお返事し、必要なら窓口まで一緒に行きます。

調べても、自分の場合にどれが当てはまるのかは分かりにくいと思います。 年齢とお住まいの地域を書いて送っていただければ、あなたの場合を調べてお返事します。

相談を送る(氏名不要)

氏名の欄はありません。一行でも届きます。

執筆:つぎの一歩 編集部
最終更新:2026-08-12 09:44:15。制度は改正されることがあります。手続きの際は、必ず最新の一次情報をご確認ください。

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